リタッチカラーとトリートメントカラーでいつも整う【1】
カラーの方法の一つで「リタッチ」という方法があります。
大抵の方がご存知の通り、新しく生えてきた根本の部分のみを染める方法のことをいいます。
今回はそのリタッチにまつわるあれこれについて書いていきたいと思います。
リタッチカラーの目安って?
リタッチカラーの目安ってどのくらい?
という疑問をお持ちの方、いらっしゃると思います。
目安としては、だいたい7週間を推奨しています。
白髪染めの方はまた違った目安になります。
白髪量が全体に対して〇〇%なのかによって違ってくるので、3〜7週間くらいになるかと思います。
さて、ではなぜ7週間なのでしょうか?
ちょっとその前に。
髪の毛の伸びる速度って知っていますか?
髪の毛の伸びる速度って知っていますか?
…速度?
いや、違うな!
「どのくらいの期間で、どのくらいの長さ伸びるのか?」という風に聞いた方が正しいですね。
さぁ、聞いた事はないですか?
だいたい1ヶ月に1cmくらい伸びると言われています。
では、先程の話に戻ります。
ではなぜ7週間なのでしょうか?
そう、何故7週間なのか?
まず1つめが、先ほどの1ヶ月に何センチ伸びるかのお話です。
1ヶ月に1cmという事は、7週間=1.5ヶ月
つまり、1.5cm伸びるという訳です。
センターパートで説明すると分かりやすいかと思いますが、センターを境に左右に1.5cmずつ地毛の黒髪が伸びているということは、計3cm伸びているということです。
結構、色の差がハッキリとしてしまいますよね!?3cmって!!
かなり気になると思います。
2つめが、カラーの持ちの問題です。
メーカーによっても多少の差があると思いますが、だいたい褪色(色が落ちること)して気になり始めるのが7週間後くらいです。
それを超えると実際色は抜けていてキレイな色味ではなくなってきます。
やはり美容室での役割の一つとしてキレイを提供することは大切なので、できる限りキレイな状態をキープできる様な提案がしたいです!
次回、後半は「トリートメントカラーについて」と「まとめ」になります。
※効果には個人差があるので、現在の髪質や過去のカラー履歴などにより、希望のヘアカラーにならない可能性があります。
失敗して思い通りにならないや、過度なダメージを避ける為にも、信頼ある担当の美容師と相談の上、髪色を決定する事をオススメします。